2012/03/12

Aviutl Tips02 『動画に文字を入れる』 (後)

前半では操作関係や設定画面の見方などを解説して行きました。
後半ではテキストの飾り例などをいくつか出していきたいと思います。


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【部分的に文字色・サイズを変える】
汎用度:★★★★★
かっこ良さ:☆☆☆☆☆


テキストの一部分の文字色・サイズを変えます。
<#RRGGBB>:この制御文字以降の文字色が指定した色になります。元に戻すときは<#>を入れます。色は16進数(解らなければここ(WEB色見本 原色大辞典)からコピペ)で指定します。

例) 我が名は<#ff0000>ダイヤ神<#>!(ドヤァ → 我が名はダイヤ神!(ドヤァ

<s10>:この制御文字以降の文字サイズが指定したサイズになります。元に戻すときは<s>を入れます。
例) ここは世界の中心、<s40>八神<s>だ! → ここは世界の中心、八神だ!

この2つの制御文字は大変よく利用するので覚えておきましょう。


【フェード文字送り】
汎用度:★★★★★
かっこ良さ:☆☆☆☆☆

文字送りとフェードを組み合わせて通常の不恰好な文字送りを改善します。
表示速度:15.0
文字毎に個別オブジェクトにチェック
フィルタ「フェード」を追加、インを0.2、アウトはお好みで


【二重縁取り】
汎用度:★★★★★
かっこ良さ:★☆☆☆☆

2色の違う色で縁取りし、テキストを目立たせます。
フィルタ「縁取り」を2つ追加、ともにサイズ2or3、ぼかし0~10で設定。色はお好みでどうぞ


【左から右へ光が流れる】
汎用度:★★★☆☆
かっこ良さ:★★★☆☆

よくあるカッコイイ表現方法ですね。
フィルタ「閃光」を追加、Xを直線移動、または加減速移動で-200から200程度まで動かすだけ。
閃光フィルタは重いためスペックの低いPCでの使用はオススメしない

【キラキラと星を撒き散らしながら登場】
汎用度:★★★★☆
かっこ良さ:★★★★

文字の登場字にキラキラと星をパーティクル出力しながら登場させます。
このエフェクトはさつきさんのページにあるスクリプト「キラキラ」が必要になります(スクリプト適用方法はさつきさんのページを参考にしてください)

フィルタ「アニメーション効果」を追加、プルダウンメニューからキラキラを選択。
個数は10、距離300、速度100、出現範囲30で設定。
次にフィルタ「拡散光」を追加。強さ50、拡散12で設定。
テキストの内容は「★」を20個ほど入れる。サイズは10、移動量指定(5.0くらい)で回転させる。表示速度は50、文字毎に個別オブジェクトと移動座標上に表示するにチェック。
XYZを直線移動で始点、終点を設定してあげる。すると以下の様になります。


このオブジェクトのレイヤーの下にテキストオブジェクトを入れることでキラキラと星を撒き散らしながら登場してるように見えます。



テキストに少し凝ってみるのも面白いものです。
他にも様々な表現方法がありますので、自分の手で探してみてください!

そう、Aviutlの旨みというのは自分で自分好みのエフェクトを作れることなのです。
是非自分自身のエフェクトを見つけてみてください!

次回のTips03は(まだやるの!?)『動画編集ソフトなのに画像加工!?』で予定しております。
お楽しみに!

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